今週は米感謝祭で大統領選挙後のトレンドは一服へ
- 2016/11/21
- 16:02
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3つのトレンドは目先一服へ!?
大統領選後から続いてるドル高、株高、債券安(金利高)はトレンドを強めています。

今週は、米国市場は感謝祭で市場は休みになるため、一旦利食いが入りやすいと見ています。
ここまで続いたトレンドは、今週一服する可能性が高いのではないでしょうか。
金相場展望
商品相場ですが、まずは金をみてみましょう。

ドル高の影響でドル建ての金が下がる一方で、為替が円安になり東京金はサポートされるなど、東京金価格はドル建ての下落と円安の恩恵とでつなひき相場になっています。
先週、東京金の4200円割れは買い場をとしましたが、実際4200円を割り込んだところが押し目になり、一日で反発しました。
ドル建て金は、ドル高の影響で先週末も安値更新をするなど軟調ですが、引き続き東京金は安値があれば買い場を探したいところです。
需給面をみると、主な消費国であるインド、中国の需要が低迷していましたが、価格が下がってきたことでプレミアムがつくなど需要は戻ってきています。
一方で、これまでの年初からの需要をけん引した金ETFは、ドル高の影響で資金の流出が起きており変化が生じてきています。

白金相場展望
白金相場も同様に、東京白金は、ドル建ての下落と円安とでつなひき相場になっています。

安値での買い場としてポイントにしていた3200円割れはなく、やや反発しています。
引き続き、安値での買い場探しが良いでしょう。
続・注目のパラジウム
注目は、パラジウムです。
私が想定していたより急激に上昇しています。

先々週の動画(コラム)で、金と白金よりも需給は強く、閑散に売りなしとお話しましたが、東京パラジウムは2週間で実に500円もの上昇になりました。
近く、パラジウム価格は白金価格を抜く可能性もあります。
ドル高は一旦一服へ
最後に、ドル円相場ですがチャート上の節目に差し掛かっています。

今年の2~3月にはサポートになっていた111円半ばは、一度割り込んだ後は上値抵抗として作用してきましたが、
今回の円安場面で111円半ば近くまで進んできています。
これまで10円近く一気に上昇してきましたが、目先は円安が一服するポイントに来ているのでないでしょうか。
冒頭にもお伝えしましたが、今週は米国市場は感謝祭(サンクスギビングデー)でお休みです。
毎年、この期間は市場参加者も休みをとることが多く、目先はこれまで続いたトレンドが一旦一服する可能性があります。
今週は、ドル高が一服すれば、ドル建ての金属相場が戻ってくるかに注目しておきましょう。
今週はチャンスを狙える週になるのではないでしょうか。
※当コラムは、弊社商品アナリストの萩原航が、ウィークリーマーケットTV(2016/11/21)で解説した内容をまとめて記事にしたものです。詳細については、以下の動画をご覧ください。
レバレッジ戦略、短期・中長期の時間軸戦略、手数料を考慮した戦略、資金管理術(マネーマネジント)など
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当コラムの萩原が解説します。


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今週は、米国市場は感謝祭で市場は休みになるため、一旦利食いが入りやすいと見ています。
ここまで続いたトレンドは、今週一服する可能性が高いのではないでしょうか。
金相場展望
商品相場ですが、まずは金をみてみましょう。

ドル高の影響でドル建ての金が下がる一方で、為替が円安になり東京金はサポートされるなど、東京金価格はドル建ての下落と円安の恩恵とでつなひき相場になっています。
先週、東京金の4200円割れは買い場をとしましたが、実際4200円を割り込んだところが押し目になり、一日で反発しました。
ドル建て金は、ドル高の影響で先週末も安値更新をするなど軟調ですが、引き続き東京金は安値があれば買い場を探したいところです。
需給面をみると、主な消費国であるインド、中国の需要が低迷していましたが、価格が下がってきたことでプレミアムがつくなど需要は戻ってきています。
一方で、これまでの年初からの需要をけん引した金ETFは、ドル高の影響で資金の流出が起きており変化が生じてきています。

白金相場展望
白金相場も同様に、東京白金は、ドル建ての下落と円安とでつなひき相場になっています。

安値での買い場としてポイントにしていた3200円割れはなく、やや反発しています。
引き続き、安値での買い場探しが良いでしょう。
続・注目のパラジウム
注目は、パラジウムです。
私が想定していたより急激に上昇しています。

先々週の動画(コラム)で、金と白金よりも需給は強く、閑散に売りなしとお話しましたが、東京パラジウムは2週間で実に500円もの上昇になりました。
近く、パラジウム価格は白金価格を抜く可能性もあります。
ドル高は一旦一服へ
最後に、ドル円相場ですがチャート上の節目に差し掛かっています。

今年の2~3月にはサポートになっていた111円半ばは、一度割り込んだ後は上値抵抗として作用してきましたが、
今回の円安場面で111円半ば近くまで進んできています。
これまで10円近く一気に上昇してきましたが、目先は円安が一服するポイントに来ているのでないでしょうか。
冒頭にもお伝えしましたが、今週は米国市場は感謝祭(サンクスギビングデー)でお休みです。
毎年、この期間は市場参加者も休みをとることが多く、目先はこれまで続いたトレンドが一旦一服する可能性があります。
今週は、ドル高が一服すれば、ドル建ての金属相場が戻ってくるかに注目しておきましょう。
今週はチャンスを狙える週になるのではないでしょうか。
※当コラムは、弊社商品アナリストの萩原航が、ウィークリーマーケットTV(2016/11/21)で解説した内容をまとめて記事にしたものです。詳細については、以下の動画をご覧ください。
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